近現代中国考

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小池百合子都知事の選択肢は、大きく二つに分かれますが、その前に理解しておかねばならない経緯があります。

小池女史は 、当時野党だった自民党総裁選挙で 、後の安倍総理ではなく、石破氏を支持すると言う過ちを犯しました。
安倍総理は身内を大事にする人で、他党から移籍したり、自民党を出戻った「外様」には厳しく、生え抜きを厚遇する傾向があります。
外様でも高市早苗氏の様に忠誠を尽くした者には報いますが、、小池氏の場合、「外様」にもかかわらず忠誠心が無く、再度反旗を翻した人物は干されてしまいます。
ですから 、このままでは女性初の総理大臣どころか 、国務大臣に指名されることすら危うく、突破口として都知事選挙に打って出て、賭けに勝利した訳です。

そうして天王山とも言うべき都議会議員選挙(定数127)を今夏に控えていますが 、その選択肢は
1)一切の妥協を排して挑み 、可能な限り自派の議席を獲得し、自民党に議席減を強いる
この戦略の最大の欠点は、都知事であり続けなければならないこと。つまり、総理大臣が究極の目標である小池女史としては、痛し痒しなのです。
2)自民党都連を牛耳る大物議員に勇退を強いて、自分並びにその側近で都連執行部を掌握し、可能な限りの自派候補者を自民党公認とし、「自民東京都連の顔」として選挙を戦い、数の上で自民党を勝利に導くと共に、将来への布石とする。

この応用として、選挙後に自民党都連と手打ちすることが考えられますが、












、選挙の洗礼を受けると候補者(当選者)の間にしこりが残り、対立候補憎しの感情が生まれます。
それよりも相手に妥協を強いた方が名分も立ちますし 、政治生命の観点からも有益です。
安倍総理が都知事と面談したのも 、肚を探るためでしょう。

対外強硬路線を貫くかにみえる中国ですが 、「トランプの米国」が台湾に急接近、この時期に米国経由で外遊中の台湾総統は 、中継地のテキサス州で、州選出上院議員と州知事(いずれも共和党)と会談、習近平国家主席も焦っていることでしょう。
軍事的威嚇も度を超すと、総スカンを喰らうことになりますが、面子を重んじるお国柄ゆえ、一歩退けば失脚に繋がりかねません。

それでも内憂外患は絶えず、資金流出に伴い外貨準備高は激減(3兆ドル割れ寸前、運転資金として2.8兆ドルは必要との説あり)、新年だけでもアサヒ(日本)、マクドナルド 、ケンタッキー・フライドチキンが、中国事業の一部乃至全てを売却しています。

ロイターがかつて「底なし沼」と評した汚職事情は一向に改善せず、全人代の下に国家監察委員会を設けるに至りました。
汚職摘発と言えば、党中央紀律検査委員会の縄張りですが、党員と役人(公務員)に対象が限られているうえ、肝心の委員会そのものの局長級にまで汚職が及んでいるため作業が進捗せず、加えて立法、司法、国有企業も対象にするにも 、新設の監察機関が不可欠だったのです。
標的となるのは、地方生え抜き党員とその周辺の「地方版太子党」、要は習近平主席の支持基盤です。

この苦難を如何にして乗り越えるのか、小誌には見当もつきません。
(続く)

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by 4_kokintou | 2017-01-11 00:20 | Comments(0)
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